いつか来るさよなら
テレビ局時代からずっと通っていた美容室シップスラグーンさんが6月30日閉店しました。とってもとっても寂しいです。朝開店前に風船をお届けしにいきました。
市内にあるシップスさんのお店でまたお会いできるそうですので安心ですが、ラグーンのお店がなくなるのはとってもとっても寂しいなあ。
心から、ありがとうございました。
子どもが産まれる前の独身時代から長く通っていた家庭文庫。
いつものようにほのぼのした心で文庫だよりを読んでいたら、サラリとつつましやかに書かれていたお別れの時。
「毎週、毎月は行けないけど、行けば会える人、行けばいつもあたたかい場所、行けばいつでもある場所」は、いつまでも無い。どんなものにも終わりはある。そういう時がくるんだ。
我慢していたけれど、お借りする本に日付を書いていただいている時にたまらず涙が出てしまい、今まで伝えればよかった言葉を言いました。
「今」を大事にする。
当たり前は当たり前じゃない。
大切に感じているものを丁寧に大切にする。
改めて考えました。
私が最後の日までにできること。
それは、おすすめの本を聞くこと。
読書好きに育ててもらった娘もむさぼり聞きました。
「今こういう本が好きで、これまではこういう本を読んできた、全く見たことがないような本を読んでみたい、おすすめはありますか?」
わたしも
「今こういうことに悩んでいます。おすすめの本を教えてください」。
次回も必ずたくさんいろんなことを聞きたいです。
いつか来てしまうさよなら。
でも、どれだけたくさん育ててもらえたかわかりません。本当にたくさんの宝物をありがとうございました。いただいたものを必ず次の世代へ受け継ぎます。
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