銀色のテレパシー

唐突ですがjuice=juiceの銀色のテレパシーという曲を聴いてみてほしいです。

私はjuice=juiceを寵愛していますが、名曲が多い中でもこの曲に出会った瞬間

この曲を知らずに人生終わらなくて良かったと思いました。児玉雨子さんの歌詞が素晴らしいです。「忘れていた、シンプルで当たり前のこと、この地球上に今私たち生きている、同じ時を今私たち生きている、この広い世界で流れる時さえ君とおそろい」。生きづらい困難な時代に聴くと、つながりがいかに支えになるかを痛感する歌詞です。星部ショウさんの宇宙サウンドも堪らないです。(注)冒頭佳林ちゃんの声でやれらます。ヒーリングのように綺麗な音楽で毎日のように聴いて心の薬のように効いています。リンクを下に置いておきますのでぜひ!


宇宙といえば、星。

夜空の星が綺麗な季節ですね。

こちらは、

エンジェリズムのためにでこりん様さまが描いて下さったきらきら星のイラストです。

お星さまが毎日子供たちを見守ってくださっていて、そんな守られた空間で子供たちが朗らかに歌を歌っているという絵をオーダーさせていただきました。


エンジェリズムのホームページで動画を公開しています。

facebook&Instagram「エンジェリズム」で検索。


お子様と一緒に「キラキラ星」が歌える動画となっています。

エンジェリズムは、エンジェル(子ども達)とリズム(音楽)を楽しみたいという

目的のもと活動しています。

まさに、エンジェルのリズムなこの曲。ぜひ、イラストと演奏、お歌をご家庭でお楽しみください^^


私は10代の頃からお子様向けのお仕事に憧れていて、

テレビ局で勤めていた時も、絵本の読み聞かせのボランティアや、

バルーンショーやお子様向けイベントの司会などを生きがいとしておりました。

今、エンタメの世界はとても困難な時代になってはいますが、それでも、

シンプルなこと=「大好きな音楽、バルーンのカラフルな色の世界で生きていられることがとても幸せ」です。与えていただいた一期一会の機会の中で、ほんの一人でも、必要な人に届くようなそんな仕事を。一隅を照らせる存在でいられたら本望だなぁと思います。


さて。少し路線を変更し長くなります。

ここで離脱される方はまさにここでやめておいたほうがよさそうです(笑)


私は若いころからそんな(子ども達が大好き!)性分ですが、若いころからそれとは全く裏腹な作品が好きで、例えば、年に一回は白い巨塔を全話見直したくなる。池井戸潤さんが書くものが好き。高校生の時「ミセスシンデレラ」というドラマにはまりすぎて胃炎になった。最近ではモンテ・クリスト伯が最高だった。何度読んだかわからないほどどう考えても一番好きな本は向田邦子さんの「阿修羅のごとく」。人間臭い作品が好きで、一人一人の心模様がはっきり見えてくるような描写、でも結局人の機微なんて宇宙過ぎてその人になってみなければわからない、だからこそ想像するのが楽しいみたいなのが好きなんですよね。


だから諦めているところが大きい。(唐突)

私は人生の中で。


人ってそういうところあるよね。そういうもんだよね。

でも結局のところ本心はわからないよね。

よく言えば、固執しないというか、

仕方ないよね、だってあなたはそうなのね、わたしはこう、って

こだわらず、無理せず、手放せる。


って言いながらも、諦めているという言葉が一番しっくりくるようでこないようで。


そしてら最近再会した性格統計学の稲場先生が大変素敵な言葉をさらっと下さいまして開眼しました。諦める=明らかに認めるですよ。あきらめる=あきらかにみとめるであきらめる。

あー私の人生観、諦めるの言葉で合っているような合っていないようなと思っていた違和感が今すーっと解消されました。と感謝しました。


明らかに認めることで、心にたくさんの余地を残しながら優しく朗らかに渡り歩いていきたいです。


「朗らか」という言葉は私の心の中の鍵付き引き出しにしまっている一番大事な言葉です。

大人になってから、人から「未央ちゃんの長所は朗らかなところです」と言われた。

小学生の頃6年間毎年通信簿の「明朗快活」欄に花丸がついていて、母から「明るく朗らかって意味よ(今思えば成績はおいといてね.という表情)」と聞いて、あそっかそうかもと嬉しかった。それ以来日常生活で朗らかという言葉を聞いたことがなかったので、懐かしくもあり、子どもの頃の自分らしさを取り戻したような感覚で、なおのことくすぐったいほど嬉しくて宝物の言葉になりました。小心者で人を気遣いすぎて小さくなったり消極的だったりなまくらだったり逃げ腰だったり、、あぁ自分て情けないなぁと思ったりもする日々の中で、「朗らかかぁ」と時々ふと思い出しては、あぁ私は本来能天気で明るい人間だった、そうありたいなぁ(そうあらねばとは思いません)と思ったりしています。やっぱり宝物。


さてこの4つの分類ですが私は「ピースフレキシブル」相手軸で、人のために、人の役に立ちたい、臨機応変タイプ。結論だけでなく理由やプロセスを知りたいのだそうです。

わかる~~~~。だからそういう系の小説を読むのが好きなんだわーーーーー。(ちなみにうちの家族は4人4様全員違うタイプでした。それを困難と思わず面白がれるのが私です。w))


稲場先生との再会でいろんな生きる道標をいただきました。

↑たった4つの分類なのですごくわかりやすいですよね。

私は特に下の子(自分や上の子とはちょっと性格が違うのかな)への前向きな声のかけかたに悩んでいたのですが、先生からロジカルタイプだ、自分で納得して自分で決めたい、だから二者択一や数字が好きと伺い、そういう声掛けをしていくことで、信じられないほど何もかもがスムーズにいくようになりました。本当に人は、人それぞれ。できる限りその人がもつ本来の性分を尊重してうまく導いてあげたいですよね!稲場先生の書籍やホームページ、是非チェックしてみてくださいね。

こちらは最近読んだ「流浪の月」ですが、流浪の月でした。

序盤の夢心地。。マジョーラカラーのような美しい世界観。。からのジェットコースター。更紗ちゃんの根っこには幸せの思い出がお腹いっぱいあったし、理不尽な経験も有難く経験値になっているし、何とか乗り越えていけそうな礎があって更紗ちゃんはきっと大丈夫とは思っていた。

でも許せない出来事があった。ドアノブを回す音の描写が出てくるたび、私も本当に聞こえるような恐怖の錯覚に陥っていた。亮の大声や突然の行動も逐一苦手。

だからこう思った。

お母さんみたいな浮世離れした人から受けた出来事は、いずれ、あの人はそういう人だった、あの人にもあの人の人生があった、甘くて幸せな思い出もたくさんある、確かに素敵な礎をもらっている、愛はあったなどと、あとになれば肯定できたり、人間くさい。人間て弱い。人間だもの。って笑えたりもするいつかは。

(というかこのお話に出てくる「お母さん」は見事に全員がいわゆる「お母さん像」からはかけ離れている。作中現代の社会問題も色々浮き彫り。)

でも、「DV」だけは心に傷をおわせ一生消えない。聖域である礎にまで浸食してくる。何より一、してはいけない人権侵害だと思った。


そして「セツジツ」。この四文字にどんなに胸が締め付けられたか。「事実と真実は違う」という言葉の意味をこんなにまで考えさせてくれる本に出会わせてくれて感謝。真実を胸にひとつもっている、その尊い真実の価値に気づけただけでもう更紗ちゃんあなたは新しい生きる礎を築けたと思う。


昼のお月はめにみえぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。


なんかそんなことを思ったなあ。


自由を取り返すべく奔走していた流浪の日々はきっと神様が見てくれていると思う。 

それにやっぱり母親譲りの?浮世離れした突飛な行動も愛おしく、それでも毅然とした態度、冷静な判断も少しずつできるようになって、逞しいぞ更紗!とも(何目線)。流浪の先の彼らがどうか、のどかな暮らしの中で少数精鋭の心優しき隣人友人に囲まれていますようにとあれからなんかふと月に祈ったりしています(笑)銀色のテレパシーを聴きながら。。。。


読後に知ったのですがなんと実写化されるのですねー。恐る恐る配役を検索しましたよw

読後感がぽかぽかでした。ミステリーや難しい本の箸休めに、ぜひ!!!可愛い!!!

三歩ちゃんの脳の中お邪魔します、というような本。ずっと覗き見状態です。

私も変わっているので(自分でいうのもおかしいですが)、ちょっと変わった三歩ちゃんの思考、理由、言動、なんか色々わかるようなわからないような面白さで読み進められました。

好きなものがたくさんあるから毎日は楽しいんですよね。誰にも言ってないし言うほどのことでもないけど小さな小さな好きなものやおこだわりって皆ありますよね。私も色んなコンテンツの好きなものがある。星野源さんの著書「働く男」にも自分を形成する音楽、人、作品、食べ物など「俺を支える55の○○」が書かれていましたね。人って人それぞれ生きる糧を持っている、なんて愛おしい生き物なんだ。生きてこそ、ですね。

私も、「毛利未央の好きなもの」って書きたくなりました。延々頭から文が流れてきそう。誰も読まないし、私も、読まないけどね(笑)


とりあえず、この本を読んだ後、すごくキムチ鍋が食べたくなって即刻キムチ鍋をしてもりもりいただきましたw

2021年に読んじゃいましたが、それほどナパージュの状況は変わっていないですね、、辛辣ですがユーモラスな面もあり読みやすい作品でした。ちょっと偏った思想もあるかもしれませんが、小学生が読んでも、かえるさんの国のお話か~という寓話感覚から、だんだんと政治やコロナのお話なのかもしれないとさすがに気づくと思います。流されずに自分の頭で考え、自分で責任をもって行動していかなくてはいけない、人の批判や粗捜しに時間をさいている場合じゃない、と痛烈に感じました。薄い本なので一日で読めると思います。読書の秋なので最近読んだ本を中心に本について書いてみました。


色々お話が飛びましたが、人にはいろんな側面があるというお話でした、そして、うちにはやたら緑のラグが多いな。


というまとめで終わります。

あ、ちゃんとリンクおいておきます!

ふっふーとか、ここだよともこ!とかまたコンサート会場で叫びたい~。

コロナ禍中に卒業してしまったらどうするんだ@@


「本当の気持ちはたった一つね」って歌詞が流浪の月を思い出させます。

私は、この曲中の

「見えて聞こえて感じる」という歌詞が一番好きです。

なんてことのない歌詞ですが、リズムにはまっていて、

すごくシンプルに「見えて聞こえて感じる喜びを味わっている女の子」が見えてきて可愛いです。



Balloon artist mio

Balloon artist mio

風船、音楽、色、子どもたちが大好き。元保育士現役フリーアナウンサー。バルーンショー(実績15年以上)や、グリーティング。生演奏バルーンショーユニット「nejinejimusic」、TSTニュースキャスター、司会等様々なフィールドで活動中。風船と音楽と言葉の魅力を愛を込めてお届けしています。一緒に夢をふくらませましょう♪お仕事の御依頼は↓↓ nejinejimusic@gmail.com